日本薬学会 環境・衛生部会は、疾病予防や健康維持・増進に関する学術・研究の推進に目標を置き、関連する基礎および応用分野の研究者の研究発表、知識の交換ならびに研究者相互間の連携の場を提供することを目的として活動を行っております。重要な活動の一つとして、毎年「フォーラム:衛生薬学・環境トキシコロジー」を開催しております。本フォーラムは、年1回の開催で今回で38回目を数える日本で最も歴史のある毒性学・健康科学に関する学術集会の一つです。このフォーラムでは、有害な外来化学物質や感染症を研究対象とするのみならず、近年の予防医薬学の重要性や健康志向の高まりを認識して、生活習慣病とその予防、栄養素の機能とその功罪の問題なども重要なテーマとなってきております。この状況を受けて、今回のフォーラムでは『健康の維持・増進と健康障害因子:実態調査から分子機構解析』をキャッチフレーズとして掲げました。今回は、教育講演1演題、特別講演2演題、フォーラム4テーマを企画し、口頭およびポスターの一般演題も広く募集します。また、大学院生と学部学生を対象にした顕彰や、アジア諸国、特に韓国の衛生薬学研究者の招聘など、“若さ”と“アジアの拠点”をキーワードにした企画を盛り込み、さらなる進展を図る所存です。
今回のフォーラムは従前の開催時期より少し早めて、9月中旬に開催致します。これは、薬剤師養成6年制コースの学部学生でも参加し易い時期と期待されたためです。薬学部に限らず、どの学部に所属する学生であっても参加可能ですし、学部学生の参加費は無料にしています。上記の理由で真夏の開催となりましたが、多くの研究者・学生の皆様に奮ってのご参加と学会活性化のご協力をお願いします。
今回のフォーラムは従前の開催時期より少し早めて、9月中旬に開催致します。これは、薬剤師養成6年制コースの学部学生でも参加し易い時期と期待されたためです。薬学部に限らず、どの学部に所属する学生であっても参加可能ですし、学部学生の参加費は無料にしています。上記の理由で真夏の開催となりましたが、多くの研究者・学生の皆様に奮ってのご参加と学会活性化のご協力をお願いします。
フォーラム2013:衛生薬学・環境トキシコロジー
実行委員長 山田 英之
(九州大学大学院 薬学研究院 分子衛生薬学分野)
実行委員長 山田 英之
(九州大学大学院 薬学研究院 分子衛生薬学分野)