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緑陰をめぐり落ちゆく流れかな 八乙女由朗 声にしてよぶほうほうほたる 丹治久恵 山里の一つ家あはく灯の入りて 柴田康子 風をさまりぬ杉の秀の上 塔原武夫 ひいやりとわれとわが身の透きゆかむ 桜井千恵子 月光浴びて海までの道 大和類子 黄の林檎庭木に挿して鳥を待つ 有路八千代 玉蜀黍の匂ひただよふ 桂重俊 ウ いそいそと子らの寄りくる町の角 原田夏子 二オ 来し方を記す齢の近づきぬ 武夫 二ウ 巣立つ日の鳥に托さむ吾がおもひ 幸子 三オ 豊年に唱歌の中の子となれり 定子 三ウ 天国はいづくにあらん飛機の窓 八千代 名オ 高鳴ける鵙の捕へし贄の枝 潤子 名ウ 呼ぶ声の少年やさし吾が子とも 潤子 |
由朗 五 | 哲子 五 | 久恵 一 | 潤子 六 | 康子 五 | 健 六 | 武夫 五 |
定子 六 | 千恵子 五 | 佳子 六 | 類子 六 | 洋子 五 | 八千代 六 | 久仁子 五 |
重俊 五 | 幸子 六 | 夏子 五 | 幸造 六 | さよ 六 |
〜前号掲載以後〜
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毎月第四日曜に歌会及研究会を行って研鑽に励んでいる。
前回以後の分は次の通りである。(桂重俊記)
歌話会の歩み
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2001・
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9月 | 「北杜歌人」第十号反省合評会 |
10月
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歌会
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11月
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歌会
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12月
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総会、懇親会
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2002・ |
1月
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歌会
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2月
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尚歯会について(原田夏子)
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3月
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歌会
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4月
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桜井千恵子『風花の紋章』合評会
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5月
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曲水の宴見学・連歌、一の関かんぽの宿
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6月
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歌会 | |
7月 | 額田王の九番歌(桂重俊) |