2021年1月14日(木)~15日(金)の2日間、第3回医薬品毒性機序研究会を開催させていただくことになりました。場所は、東京大学弥生講堂一条ホールを予定しておりましたが、まだまだ、コロナ禍の影響が継続するものと考え、急遽、Web開催といたしました。
今回は「創薬を加速する機序研究」をテーマに、特別講演として「外来性化学物質(xenobiotics)により誘発される生体反応の分子機構解析と創薬加速」(日本毒性学会理事長、菅野先生)、教育講演として「医薬品安全性評価における毒作用発現機序解明の役割とその意義」(ファイザー、堀井先生)についてご発表いただきます。また、4つのシンポジウムでは、医薬品開発における多方面からの機序研究やトランスレーショナルリサーチの事例を交えた現状、それらを支える最新基礎技術などにつきまして、ご報告いただき、参加される皆様方と活発な討議のできる会にしたいと思っております。
また、ポスターによる一般発表を募集いたします。医薬品毒性に関わる研究成果を幅広いテーマからご発表頂きたいと思います。特に若手の皆様には、優秀発表賞の授与もございます。何とぞ、奮ってご参加頂けるようお願い申し上げます。
今回は、懇親会の開催もなく寂しい感はありますが、有意義な研究会となりますよう、関係者一同準備を進めております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
第3回医薬品毒性機序研究会 実行委員長
大正製薬株式会社 医薬事業部門
山田 久陽