実行委員長挨拶
この度、2020年1月23日(木)~24日(金)の2日間、川崎市産業振興会館におきまして、第2回医薬品毒性機序研究会を開催させて頂くこととなりました。
今回は「画像の可能性と毒性機序探索の未来」をテーマに、病理学の基盤である画像情報の応用やイメージング技術の展開に焦点を当てていますが、医薬品毒性機序に関連する基礎研究、バイオマーカーへの応用及び臨床現場での機械学習の活用状況を含む様々な視点に基づく御講演を頂き、多方面から議論を交わす機会になるようにと期待しております。また、中分子医薬品の安全性評価、薬物代謝並びに分子標的薬の発展によって、今後益々重要となるコンパニオン診断薬の開発や臨床応用の現状についても、最新の話題を御提供頂く予定です。
昨年の第1回研究会に引き続き、ポスターによる一般発表も募集いたします。こちらは画像にこだわることなく、医薬品毒性に関わる研究成果を幅広いテーマから御発表頂きたいと考えています。優秀発表賞も予定しておりますので、特に若手の皆様には奮って御参加頂けるよう期待しております。
会場はJR川崎駅及び京急川崎駅にほど近く、品川からも羽田からも交通利便性の高い場所となっております。東海道の宿場町として歴史ある川崎に、ぜひ足をお運びください。
実りある研究会となりますよう、スタッフ一同準備を進めてまいります。
皆様の御参加を心よりお待ちしております。
第2回医薬品毒性機序研究会 実行委員長
国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター 病理部
小川 久美子