実行委員長挨拶
(公社)日本薬学会 環境・衛生部会の学術年会である「フォーラム2023:衛生薬学・環境トキシコロジー」を広島で開催させていただくことになりました。環境・衛生部会は、疾病予防や健康維持・増進に関する学術・研究の推進に目標を置き、関連する基礎および応用分野の研究者の研究発表、知織の交換ならびに研究者相互間の連携の場を提供することを目的として活動を行っております。本フォーラムは50年近い歴史を誇り、多数の国内外の研究者の参加により、有意義に開催されてきました。第48回目にあたる今回のフォーラム2023は、2023年9月12日(火)および13(水)の両日に広島大学霞キャンパスに新設された凌雲棟において開催することになりました。「広島から世界の人々の平和と健康を願って」をテーマに掲げ、特別講演やフォーラム3テーマに加え、学部学生と大学院生を対象にした顕彰の充実やここ数年実施できなかった韓国の衛生薬学研究者との交流を予定しております。
3年以上続いた新型コロナウイルス感染症の蔓延も現在は落ち着き、GW明けには感染症法上の分類が2類相当から5類に引き下げられる予定です。本フォーラムは感染症対策を充分に取った上で対面での開催に向け準備しており、また、4年ぶりの懇親会も実施予定です。初秋の平和都市広島も見どころが多く、宮島まで足を延ばせば3年半にわたる大改修工事を終えた厳島神社の鳥居も拝むことができるようになりました。このように学会での発表と活発な議論に加えて、観光や美味しい飲食もお楽しみいただけます。多数の皆様のご発表とご参加を心よりお待ちしております。
フォーラム2023:衛生薬学・環境トキシコロジー
実行委員長 古武 弥一郎 (広島大学大学院医系科学研究科・薬学部)
実行委員長 古武 弥一郎 (広島大学大学院医系科学研究科・薬学部)